ケアストリームヘルス株式会社「2008 国際医用画像総合展(ITEM 2008 )」に出展

~「Integration for Solutions」をテーマに最適な総合ソリューションを提案 ~

ケアストリームヘルス株式会社(以下「CSHJ」、社長:山部 清明)は、2008年4月4日(金)~6日(日)の3日間、パシフィコ横浜で開催される「2008 国際医用画像総合展(ITEM 2008)」(主催:日本ラジオロジー協会)に出展します。

コダックヘルス事業部からCSHJへ生まれ変わって初めての出展となる本年は「Integration for Solutions」をテーマに、「よりよい診断のお手伝い」のための放射線診断フローやチーム医療連携の改善、医療業務の効率化とコスト削減を可能にする、優れた総合ソリューションをPACS/RISを中心に展示します。(CSHJのブース:展示ホールD、ブース番号:417)

2008年4月1日からの診療報酬改定に伴い、デジタル画像ネットワークを構築し効率的な読影・診断環境を整備する病院が増加すると予想されます。CSHJでは、病院、クリニックをはじめとする医療機関の規模とニーズに応じて、最適なソリューションを提供し、スムーズなデジタル移行、導入、院内環境整備をサポートしていきます。


2008 国際医用画像総合展(ITEM 2008) 出展製品概要

<PACS(医用画像情報システム)/RIS(放射線情報システム)>
院内外のどの環境下においても効率的なワークフローを実現する、最新の「コダック ケアストリームPACS/RIS」ソリューション(DICOM対応)を出展します。「コダック ケアストリーム PACS」は、ストリーミング機能による画像の高速転送を実現しているほか、オプションでフュージョン、整形外科用オルソテンプレート、3D、先進の心臓解析ツールなど多彩なクリニカルアプリケーションを統合することもできます。また、「コダック ケアストリーム RIS」は、迅速かつコスト効率のよい導入が可能で、生産性の向上、患者予約や検査ワークフローの効率性向上、包括的なレポート機能を提供します。

<IHE-J XDS (Cross Enterprise Document Sharing), XDS-I(Cross Enterprise Document Sharing for Imaging) に対応>
ケアストリームPACSは、これまでに培ったDICOM画像の配信機能に加え、Non-DICOM情報であるドキュメントデータなどの情報共有を可能にする為、IHE-Jの提唱するXDS/XDS-Iに準拠したソリューションを提供します。XDS/XDS-Iは、IHE-Jが提唱する統合プロファイルの一つで、テストが始まったばかりですが、今後、急速に進む地域連携、グループ間連携に期待されるオープンなシステム構築を可能とする手法のひとつです。展示するのはIHE-Jコネクタソンで接続が確認されたシステムで、他社のXDS/XDS-Iに準拠したシステムと接続して、マルチベンダー環境に対応することができます。

さらに、CR(コンビューテッド ラジオグラフ)やDR(デジタル ラジオグラフ)およびCT(コンピュータ断層撮影装置)/MRI(磁気共鳴画像装置)などの検査装置とPACSの間に設置し、病院内で発生する画像を取り扱うワークフローにおいて、常に整合性のとれた矛盾のない検査データ・画像を共有、診断効率を高める検像システム「コダック ケアストリーム QA ステーション ソフトウエア」や、医用デジタル画像情報の保存・管理および画像の表示・操作を実現するmini PACS「コダック ケアストリーム GXワークステーション ソフトウエア」、集中管理型システムの「コダック ケアストリーム PACS Windows スタートアップパッケージ」も出展します。

「コダック ケアストリーム QA ステーション ソフトウエア」は、様々な検査装置から送られるDICOM 画像の属性をチェックし、MWM(モダリティ ワークリスト)を用いて、最新の患者情報および検査情報を共有・精査し、診断に支障をきたす画像の矛盾を解消する画像管理機能をはじめ、読影前に放射線技師が行う画像調整や予備診断を支援する画像処理・編集機能、業務のタイムロスを最小限に抑える自動転送機能など、利便性を追求した機能を多数採用しています。さらに、作業効率性だけでなく、セキュリティ管理および画像品質管理の徹底や、画像の編集作業を行った場合すべての変更履歴を保存しておくことで画像の真正性を確保できるなど、デジタル画像ネットワーク化を実現した後に起こりうる問題を解決することを想定した機能も備えています。なお、2008年2月より日本での販売を開始しています。

「コダック ケアストリーム GXワークステーション ソフトウエア」は、検査装置から送信されたDICOM画像データを表示し、各種画像処理や計測を可能するソフトウエアです。通常は高価なサーバで行う必要があったデータの長期保存・管理機能をサポートするだけでなく、一台のPCで画像データの保存・管理・表示・調整を全て行う事が出来ます。なお、本製品は、2008年4月4日(金)より日本での販売を開始する予定です。

「コダック ケアストリーム PACS Windows スタートアップパッケージ」は、中小規模の医療施設向けの集中管理型システムです。拡張性を持ち合わせた最小構成PACSシステムでクライアント数、モニターの構成、テープバックアップを選択でき、ニーズに合わせて、柔軟にシステムを構築できます。またサーバソフトウェアも2種類が用意されています。尚、本製品はすでに発売されています。

  • ワークフローマネージャソフトウェア
     ケアストリームPACSと、ソフトウエア上の機能は全く同じ高機能サーバソフトウェア

  • ワークフローマネージャWebソフトウエア
     ワークフローマネージャの一部の機能を制限したサーバソフトウェア。

<デジタル キャプチャー システム>
既存の「コダック ダイレクトビュー CR システム」のプラットフォームを大幅に改良し、より高画質で、作業効率と使いやすさを向上させた、新型シングルカセッテCR(コンピューテッド ラジオグラフィー)システム「コダック ダイレクトビュー CR Eliteシステム」を出展します。同製品は、1枚当たりの画像表示にかかる時間は約30秒、毎時約90枚(半切サイズ)の高速スループットを実現しています。コンパクト設計のため、狭く限られたスペースでも設置することができ、カセッテの装填位置が既存CR製品と比べても低くしてあるため、カセッテ装填/取り出し操作が容易にできます。さらに、簡単に画像作成やカスタマイズができるGUI(グラフィカル ユーザー インターフェイス)や、分割撮影画像を処理する際に有用な、関心領域のマルチ認識など、スムーズな操作をサポートします。また、CRマンモグラフィにも標準対応しています。なお、日本での販売は、2008年6月を予定しています。

<デジタル アウトプット>
CSHのドライイメージャシリーズの最新モデルであるテーブルトップ型のドライ イメージャ「コダック ドライビュー 5800 レーザーイメージャ」を出展します。サイズは62cm(W)× 66cm(D)×62cm(H)と省スペース設計で、特に日本の医療施設からの「医療現場のスペース有効活用」というニーズに合致した製品です。2段サプライトレイを標準装備し5種類のフィルムサイズに対応しており、解像度325dpiで毎時75枚(半切サイズ)の高速スループットが可能です。さらに自動画像制御(AIQC:Automatic Imaging Quality Control)機能により安定した画像を提供します。なお、日本での販売は、2008年6月を予定しています。

<ステージデモンストレーション>
メインステージでは240インチ(4.8m x 1.8m)のワイドスクリーンを使って、最新の医療連携ソリューションをはじめ、新製品や導入施設様のインタビュー映像など、次の三つを含む様々な情報をご紹介いたします。

  • 「連携」をテーマに、PACS/RISワークフローを中心とした「IHE-J XDSによる地域医療連携(医療情報連携)」「病診連携・病病連携」「HIS/RIS/PACS連携(患者情報更新)」プレゼンテーション。ナレーター二人のかけあいと映像でご紹介します。

  • 4月1日から始まる診療報酬改定に対応した「コダック ケアストリーム QA ステーション」、mini PACS「コダック ケアストリーム GXワークステーション ソフトウエア」、集中管理型システムの「コダック ケアストリーム PACS Windows スタートアップパッケージ」の製品説明をナレーションの入ったフラッシュムービーを使って行います。

  • 昨年10月の発売開始以来、多くの施設で導入が行われている「コダックドライビュー 6800 レーザーイメージャ」。プリント出力の重要性と、その卓越した機能について、導入施設のユーザー様からの生の声を収録映像でご紹介します。


ケアストリームヘルス社について
ケアストリームヘルス社は、メディカルおよびデンタルイメージング、ヘルスケアITソリューション、ライフサイエンス研究および新薬開発に欠かせない分子画像システム、非破壊検査用のX線フィルムとデジタルX線機器などを総合的に扱う医療用製品業界のリーダー的企業です。
前身はイーストマン・コダック社のヘルス事業部であり、2007年5月1日、トロントに拠点を置くカナダ有数の企業、オネックス社(トロント証券取引所上場、証券コード:OCX.TO)への事業譲渡によって誕生しました。さらに詳しい情報についてはホ—ムページをご覧下さい
ケアストリームヘルス社(英語)
ケアストリームヘルス株式会社(日本語)